コロナによる緊急事態宣言が続々と解除の方向です。
今日は私が住む地域もめでたく解除されました。
解除されたからといって、軽率な行動は控えるのは当然のこととして、何か出来る事があるのか?あるとすれば何なのか?考えたいところ。
この緊急事態において、タレントの紗栄子さんが粛々と支援活動をされていると知り、その想いを広げたいと思ったので、今回取り上げさせていただきます。
紗栄子と支援活動

薄々とは知っていたのですが、実は紗栄子さんの支援活動はおよそ10年も続けて来られているんです。
もともとのきっかけは、紗栄子さんの地元である宮崎県で流行した口蹄疫(こうていえき)。
口蹄疫とは、家畜や動物の間で広がる感染症の一種です。
紗栄子さんの身近な人が悲しむ様子、困っている様子を放ってはおけず、支援を始めたのが始まりだそう。
それからも熊本の地震や、あらゆる天災で避難をしている方への支援を続けて来られました。
2019年の台風15号(令和元年房総半島台風)のおり、紗栄子さんは現地に赴き、実際に被災者の方から必要なものを聞き取り調査しました。
そして、ご自身のインスタとアメブロでその必要なものの支援を呼びかけたと言います。
すると、ものの二日で4トントラック15台もの支援物資が集まりました。
その経験によって、
個人で出来る事は限られている
と悟ったそう。
そして紗栄子さんは
個人でやるよりも、困ってる現場の方たちの必要性をつなぐ役目になりたい
と思ったのです。
紗栄子が立ち上げた『Think The DAY』

支援活動への強い想いを持った紗栄子さんは、2019年11月に一般社団法人Think The DAYを立ち上げるに至ります。
Think The DAYを立ち上げてすぐに蔓延が始まったコロナ。
現在はこのコロナ騒動の中で尽力下さっている医療関係者への支援に取り組んでおられます。
実際に医療関係者から聞き取りをし、マスクを2万枚寄贈されたことが話題にもなりました。
\Think The DAYの信念/
紗栄子のチャリティーTシャツ&マスク

画像引用:Think The DAY
現在、Think The DAYではチャリティーTシャツ&マスクの販売によって支援が出来るようになっています。
色によってはすでに売り切れのものも。
素材:綿100%(オーガニックコットン)
価格:5,500円~
サイズ:ユニセックス M,XL
\チャリティーTシャツ&マスク/
正直、TシャツはただのシンプルTシャツですし、マスクもゴムタイプではないから使い勝手も良くなさそうですが、あくまでも寄付という側面で参加をされることをおすすめします。
以前から消費者目線でも物販と寄付の相性が良いと感じていたと言う紗栄子さん。
寄付の文化を日本にも根付かせたいという想いもあって、現金ではなく必要物資に替えて現地に届けるようにしているそうです。
因みに注文受付は2020年5月24日まで!急いで!!
紗栄子ちゃんのチャリティTシャツ🤍
利益の全額が医療従事者の物資購入に充てられます🥰
私はwhite+マスクを購入🤍
めちゃくちゃ可愛い…!
注文受付24日までだそうです🐈❤︎https://t.co/FvJ16Rjp2T pic.twitter.com/zNi5Ihbbif— 𝕪𝕦 ❤︎ (@sweet_yuyuyu) May 16, 2020
紗栄子の信念

支援活動によるバッシングは以前からあります。
「売名行為」だと言われたことも、今回だけにあらず。
それでも支援を続ける想いの根本は「母であること」にあるそう。
先述もしましたが、アメリカなどと比べて日本は「寄付の文化」が根付いていません。
むしろ、良い事をしたのにバッシングされたりして支援の輪が広がらないのが現状。
そんな中で、信念を持って活動をしている事に対しては周りに何を言われても突き進みたいと紗栄子さんは言います。
そんな母の姿を子どもたちにもみてもらいたい、という母の想いがそこにあります。
紗栄子さんも実業家ですが、アメリカの名だたる実業家たちが今回のコロナに際して行った寄付をみてみましょう。
名前 | 肩書 | 寄付額 | 寄付先 |
ジャック・ドーシー | Twitter社CEO | 10億ドル(1,100億円) | 新型コロナ救済基金 |
ビル・ゲイツ | Microsoft共同創業者 | 1億ドル(110億円) | ワクチンや治療薬の開発支援 |
ジェフ・ベソス | Amazon社CEO | 1億ドル(110億円) | 非営利のフードバンクネットワーク |
マーク・ザッカーバーグ | facebook社CEO | 1,360万ドル(14億5,000万円) | 新型コロナ関連調査プロジェクト |
格が違いすぎるくらい大物たちなので、とにかく額が異次元ですね。
彼らの寄付が批判されず、紗栄子さんの寄付や支援活動がバッシングに合う背景は、やはり文化の違いに大きな要因がありそうです。
日本では年間7,000億円とも言われている寄付額。
アメリカではなんと年間30兆円もの寄付が集まっているそう。
もっと深掘りをすれば、決して文化の違いだけではなく、宗教的な背景や納税システムの違いなども、日本で寄付が根付かない原因となってきているようです。
しかし、心からの良心でわが身を削って何かしたい!と純粋に思っている人に対して、応援したいと思える心を持てる人でありたいと思いますね。